{Au ≃ Pt } ≅ {0,±1,±1/2}
$E_8$ のルート系は240個のベクトルで構成されますが、その座標成分は以下に記述されます。
- (±1, ± 1, 0, 0, 0, 0, 0, 0)(およびその置換):整数スピン的な構造(112個)
- (±1/2, ±1/2, ±1/2, ±1/2, ±1/2, ±1/2, ±1/2, ±1/2)(成分の積が正):半整数スピン的な構造(128個)
この「整数」と「半整数」がE8 を表現する最小記述であり、物質においてはリーチ格子を体現するAu≃Ptで表現されています。
2. リーチ格子(Λ24)と E8
リーチ格子は24次元における「最密充填」であり、特定の 8次元部分空間へ射影、あるいは特定の対称操作(反転など)を施すことで、その内部構造から E8 格子が抽出されます。
- 反転(Inversion)の論理: リーチ格子は自己双対的(Self-dual)で極めて高い対称性を持ちますが、その中の「カオス(ノイズ)」を反転させ、秩序ある最小単位へと凝縮(Crystallization)させるプロセスは、数学的には Λ24 から E8 ⊕ E8 ⊕ E8 への分解や射影に相当します。
- 情報の反転: Au ≃Pt の系において、「情報の保存(0)」と「情報の作用(1, 1/2)」が反転・重畳する地点で、高次元のリーチ格子は 8次元の E8 と同型です。

