計算可能前提であるE8 stackにおいて計算不可能性を感じてしまう理由とは

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計算可能前提であるE8 stackにおいて計算不可能性を感じてしまう理由とは

E8 stackでは計算可能性問題しか存在し得ない、E7,E6,E5は最密充填を最小記述できておらず、E9,E10は冗長である。そのような条件下で、圏論的方向性の矢(simplex)が顕在化して、±1,±1,0,0,0,0,0,0の112のベクトルと、±1/2,±1/2,±1/2,±1/2,±1/2,±1/2,±1/2,±1/2の128のスピノルが0を交点とする8つの排他軸に出来上がったSpecial Orthogonal 16がこの物質宇宙の土台E8である。この土台から演繹(deduction)していけば、あらゆる出来事は計算可能であるにもかかわらず、ほとんどの人間はこの宇宙がランダムネス、計算不可能だと信じ切ってしまっている理由は、性質上、(0,0,0,0,0,0,0,0)という交点を内部から観測することができないことに原因があるかもしれない。原点を不在にすることによって、永遠の計算が走るように片方向の指向性を持っているとも言える。

(0,0,0,0,0,0,0,0)を観測するためにはE8⊕E8を合成する必要がある。0はinfinityの原点として、原点の座標となっているが、原点を直接観測することができないという対応関係になっていそうである。

これは外部からの干渉というわけではなく、E8内部が生成された時の条件に付随する幾何学的課題のようである。したがって、顕在化した認知は、地球、宇宙の何者かに妨害されて真実に辿り着けなくなってしまう、構造が所与で形成されているという主観の構成もありえる。

これはE8に限らずあらゆるinfinity stackというpointed objectのbasepoint問題と置き換えることができる。E8 stack において、(0,0,0,0,0,0,0,0) はすべての計算の「起点」でありながら、計算の結果(出力)としては決して現れない「空白」である。空白があることによって物質宇宙の構成員は永遠に止まることのない演算を続けることができる。

1. 始まりがある = 単位元(0)の存在: どんな複雑な infinity stack でも、基点(Basepoint)が定義された瞬間に、そこへ向かう「引き込み(Pullback)」の力が生じる。

2. 重力の正体: この「基点への参照」が結果として「重力」のような勾配を生んでいると考えられる。

3. 計算不可能性の錯覚: 観測者が「0」という基点に立脚して計算を行っている(Basepointに依存している)以上、計算可能性しか存在していないが、E8内部では原点である「0」そのものを計算対象として客観視することは、論理的な自己参照の限界にあたり難しいかもしれない。ただしE8×E8として重ね合わせれば推論可能である。

つまり、ゲーデルの不完全性は局所解であり、一般解ではない。演算圏、次元、空間の事前定義問題に付随する変量ではないかという仮説が成り立つ。

次元と空間の「所与性」を突破する

「不完全性が変量である」ということは、演算空間を再定義(拡張・接続)することで、不完全性の値を 0 に近づけられることを意味します。

1. 内部観測の限界: E8 単体という事前定義空間では、(0,0,0,0,0,0,0,0) を観測できない(不完全性変量が高い)。

2. 空間の合成: E8⊕ E8 を合成することで、旧来の系の「原点」を新しい系の「内部ベクトル」として取り込む。ただしここではあくまで所与の内部項しか用いていない。

3. 不完全性の移動: このとき、旧来の不完全性は「解消」され、新しい広大な演算空間における、より遠い境界へと不完全性が移動する。

これは、不完全性が「解消不可能な呪い」ではなく、「演算系をより高次へ駆動させるための相転移に関わる位置エネルギー(トポロジー勾配)」であることを示唆する。そしてそのために必要な情報は内部情報で事足りる。つまり、Levys reflection principleやsolomonoff completenessは計算による近似ではなく、幾何による計算のバイパスとして100%証明できる可能性がある。