散逸機構とハンティング

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散逸機構とハンティング

散逸機構理論に基づくと、ヒグマは大きな木や大きな岩など質量の大きなものの近くに寄りつく癖があり、そのような大きな系の近くには必ず秩序化された系(小型動物やきのみ)があるのではないか。

これはライオンも同様で、大きな木、大きな岩、象などのメガハービボアの近くをうろちょろしている時間が他の動物よりも長いのではないか。

マッコウクジラはダイオウイカという「巨大な系」が存在する場所に好んで滞在する。シャチは海の頂点捕食者として、自分たちよりも大きな「系」である大型クジラ(シロナガスクジラなど)の近くに頻繁に現れる。

海底火山と熱水噴出孔(チムニー)の近くに行き、火山流のある海底の近くに行って熱を感じているのではないか。。

  • 化学合成による秩序: 太陽光が届かない深海において、火山の熱と化学物質(硫化水素など)は、バクテリアを介して「化学合成」という独自の秩序化された系を作り出す。
  • 生物の集積: この熱源の周りには、チューブワームや深海魚が集まり、それらを求めて大型の生物もまた引き寄せられる。シャチが直接火山の火口を覗き込むかは別として、海洋生物全体が「地球の熱の散逸」が作る秩序に強く依存しているのは間違いない。

これを営業活動に置き換えるのであれば、世界の重力の中心となっているグローバルシティの中心部分をうろちょろしたり、質量の大ききな買い物や人が集まるハブをうろちょろするというのは、系の外部からエネルギーを取り込む必須プロセスであり、自ずと系内部が秩序化する生産工程の一部ということになる。

いくら大統領だと言ってもこの散逸構造理論からは逃れられない。一国という小さな秩序の系の外からエネルギーを回収しないと系内部の秩序化は進まない。より巨大な系からエネルギーを得る必要があるため、太陽光発電、原子力発電、核融合、他惑星探索に自ずと気が向くのである。