多くの経営者が「金があれば組織は強くなる」と誤解しているが、事実はその真逆である
経営にとって、資本はゲームのバイキルトのようなバフではなく、資本の増強はエントロピーの減少を助長しない。
エントロピーの減少によるオペレーティングレバレッジとフリーキャッシュフローの増大は獲得可能資本量と必要十分条件関係にはない。
エントロピーを減少させれば資本は獲得できるが、資本を獲得したとしてもエントロピーは減少しない。これは資本主義の残酷なバグである。
資本が集まっていると人々はそこに重力があると錯覚する。しかし、重力と資本量は一致していないのである。マテリアライゼーションの技法を習得し、現実が動くことを認知することなしに、収入が2倍になったとしても、パフォーマンスは落ちる一方である。
Master of Materialization の境地へ入るためには、資本が熱であり、摩擦を生みながら静かに消失していくものだということに気づく必要がある。
「金(カネ)でエントロピーの減少は買えない。秩序は自らの筋肉とペン(コード)でしか生み出せない。」のである。

