UUIDの数理解釈
1.IDレイヤー (Identity): UUIDv4(何ものにも依存しない、乱数の点)
2. 時空レイヤー (Space-Time): 時間軸、座標、エントロピーなどのSI単位系パラメータ
3. 属性レイヤー (Attribute): 部品特性、SKU情報、ステータス、個人特定、ワークフロー、イベント
UUIDv4は地球上全ての砂粒に採番しても同一にならない乱数表である。UUIDv4に基けば、論理的整合性や順序を気にすることなく、機械的に接触回数が多い組み合わせを空間と時間を超え、論理的発生順序を気にすることなくグループ化し、量子もつれのようにパッケージ化するという考え方ができる。
このユニバーサルスキーマのデメリットはレコードがすぐに数億にもなるため、UUIDによる探索は未来の計算資源に託す必要があることである。しかし、数理的なスキーマは2005年時点のUUIDv4が完全性がある。
現時点においては探索(検索)をする場合、時空軸あるいは属性軸で検索することで計算資源を節約する必要がある。ここからUUIDv7などのコンセプトがでてくる。
未来において、UUIDv4が完全性のあるデータ記録方法として認知され、UUIDv4に基づく時空を超えた検索で産業パッケージを組み立てる時代が来る可能性はある。
数理的にv4による検索は物理的合理性を欠く可能性があり、永遠に検索コスト倒れの可能性はあるが、だからといってユニバーサルスキーマとしての場の力がなくなるわけではない。
UUIDv4の採番コンセプトは非常に強力である。v4は「時間が重力影響で修正される可能性」や「測定手法の変更による物理的配置の修正」または「産業の革新により変化するトポロジー」に対して完全に堅牢(ロバスト)である。
また、空間と時間に依存しない一意な乱数は、局所的な最適性を超えて、人間の認知、思い込み、感情や法律、国境などの壁に影響されない。まるで元素の手が空間と時間を超えて手を繋ぐかのように自然に、エネルギー不要で結合する、量子トンネル的方法が全時空で探索可能になる、前提の「場」になるからである。
「場」が整理されていれば現象は必ず発生する。ユニバーサルスキーマは必ず特異点を生成する。空間上を移動するアルゴリズムは予測可能性のもと動くため、予測可能性が崩れる対称性の破れ、特異点では故障するはずである。アルゴリズムにこの広域整合性を観測させることは不可能かもしれないが、ユニバーサルスキーマと特異点は必ず同時に発生する。特異点は断絶のように見えるがコホモロジー的に整合しているはずである。不連続に見えるものが実は連続体を構成しているということがユニバーサルスキーマで証明される。

