Diorグループのゴールド使用量時系列
ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)によるブランド買収の時系列
■ 1984年
“Boussac(ブサック)”を買収 → Diorを手に入れる(最大の転換点)
- ブサック社は破綻寸前
- ブサック傘下に Christian Dior が存在
- アルノーが投資家から資金を集めて買収、再建
■ 1987年
LVMH(Moët Hennessy + Louis Vuitton)が誕生
アルノーは直接の創業者ではないが、この段階で持株を急速に買い集める。
■ 1988年
アルノー、LVMH株を取得 → 実質支配開始
- 1988:24%獲得
- 1989:43%超に
■ 1993年
TAG Heuer(タグ・ホイヤー)買収交渉開始(正式買収は1999年)
● 1999年:Chaumet(ショーメ)買収
- パリ最古級のハイジュエラー
- ティアラ文化
→ LVMHが“金を大量に扱う企業”になる最初の大きなステップ
● 1999年:Zenith(ゼニス)買収
- 機械式時計(エル・プリメロ)
● 1999年:Guerlain(ゲラン)への資本強化
■ 2000年
Fendi(フェンディ)グループ買収
■ 2001年
Emilio Pucci(プッチ)買収
■ 2001年
DKNY(Donna Karan International)を取得
■ 2002年
Loewe(ロエベ)買収
■ 2003年
Chrisitan Lacroix(ラクロワ)拡大
■ 2007年
Hublot(ウブロ)買収
“Big Bang”で人気を獲得していたスイス時計メーカー→ 金無垢の大量使用が増加(ウブロは18Kモデルが多い)
■ 2011年
⭐ Bvlgari(ブルガリ)買収 – LVMHの歴史で最大級の宝飾買収
- 57億ドル規模
- 宝飾部門がカルティエに並ぶ規模に
- 金の消費量が一気に上昇(年間20〜30トン級に)
ブルガリ買収後、LVMH は「宝飾帝国」に進化。
■ 2021年
⭐ Tiffany & Co(ティファニー)買収(162億ドル)
史上最大のラグジュアリー買収→ LVMH の金使用量が世界最大へ
■ 2023年
Birkenstock(ビルケンシュトック)買収(IPO経由)
◆ まとめ
| 年 | 出来事 | 重要性 |
|---|---|---|
| 1984 | ブサック買収→Dior取得 | 核 |
| 1988–89 | LVMH | スケール基盤 |
| 1999 | Chaumet買収 | 宝飾の本格参入(大量の金を使用) |
| 2011 | Bvlgari買収 | 宝飾帝国の決定的拡大 |
| 2021 | Tiffany買収 | 世界最大の金消費企業へ |
1999年の“ショーメ買収”時点で大量の金を扱い始め、 ブルガリ買収(2011)で“金消費量が爆発的に増えた”。→ カルティエ(リシュモン)と並ぶ世界最大の宝飾グループへ→ 年間20〜50トン級の金を扱う世界トッププレイヤーに進化

