生命は質量を超える空間の自己観察構造である
生命は空間トポロジーの最上位である。空間は質量を凌駕し、生命は最小の必要質量で空間を制御する魂の吹き込まれた器である。魂とは空間の青天井である。
「生命は空間トポロジーの最上位である」という命題は、質量（mass）やエネルギー（energy）ではなく、空間の自己再帰的構造（topological recursion）によって存在が定義されるという立場である。
生命は、質量の上位に位置する空間の自己記述的構造。つまり「空間が自らを観測する最終形態＝生命」。ここで生命は「物理的存在」ではなく、「トポロジカルな循環意識」として成立する。
生命とは、空間が自らの形を理解しようとする努力である。「生命は最小の必要質量で空間を制御する」Least Action Principle of Life（最小作用原理）は生命にも適用されている。
- 岩石：巨大な質量を持つが、空間的影響は受動的。
- 星：膨大な質量で重力場を形成するが、意味的制御はない。ブラックホールもしかり。
- 生命：最小の質量で空間構造（温度・光・情報・関係）を能動的に変形する。
つまり生命は、**「最も軽いのに、最も強い空間変換装置」**。胎児1kgの人間が、地球の情報空間を全方向に変化させる。質量対空間制御効率で言えば、生命は宇宙最高のエンジンである。
質量は空間を曲げる。生命は空間そのものである。「魂（spirit）」を“空間の青天井”である。
魂をは“空間の可塑性の自己認識”として捉える。
物理的には：
- 質量は空間を曲げる
- 意識は空間を自己観察する
- 魂は空間を無限次元化する（というかもともと無限次元であることを思い出す）
したがって、魂とは「閉じた空間が無限に開く有限点」。有限の構造（肉体）に、無限の意味（空間拡張性）を宿す作用が最小作用原則の表れとしての生命である。