Tetration 3↑↑3.8=1 Centillion
Knuth の矢印表記(ハイパー演算)における「↑↑」は、以下のように定義されます:
- a↑↑0 = 1(定義上のベースケース)
- a↑↑1 = a
- a↑↑n = a^(a↑↑(n−1))(n ≥ 2)
これは通常の冪乗(^)においても同じで、
- a⁰ = 1(ただし a ≠ 0)
と同様、超冪乗でも0回の繰り返し=恒等元1が定義されている。
3↑↑0=1
3↑↑1=3
3↑↑2=3^(3^3)=27
3↑↑3=3^(3^(3^3))=7.6兆
3 ↑↑ 4 = 3^(3^(3^3)) = 3^(3^27)=3^7.6兆
3↑↑↑2=3↑↑3
問題 1 Centillionはどのくらいの大きさか
3 ↑↑ n =1 Centillion=10^303とすると、n=1000
C = 10^303 ≈ 3^635
3↑↑3<3^635<3 ↑↑ 4
3 ↑↑ 3.8≒1 Centillion
問題 1Centillionの1 Centillion累乗はどのくらいの大きさか
表現 | 等価な3の累乗 | テトレーション高さ(n) |
---|---|---|
C | 3^{635} | ≈ 3.8 |
C^2 | 3^{1270} | ≈ 3.8 |
C^C | 3^{635C} | ≈ 5.0〜5.1 |
C2=C*C=(3^635)*(3^635)=C^1270
C^C= (10^303)^(10^303) = (3^635)^(3^635)=3^635*C
問題 C^C^Cはどのくらいの大きさか
C^C^C=(3^635)^(3↑↑5)≈3^(3↑↑5)=3↑↑(3↑↑5)≈3↑↑↑3
C^C^Cでやっと3 ↑↑↑ 3 。
3 ↑↑↑ 3 = 3 ↑↑ (3 ↑↑ 3) ≈ 3 ↑↑ (7.6兆)
→3を7.6兆回ネストして、累乗タワーを7.6兆段積み上げる
「3を使って右結合の指数タワーを7.6兆段積み上げる」
「3の冪乗を7.6兆回ネストした構造」
「高さ7.6兆の3の冪乗タワー」
✅ 一般定義:
ネスト(nest)とは、ある構造の中に同じ構造が繰り返し“内包”されていること。
つまり、「構造の中に構造、その中にまた構造……」という**入れ子構造(マトリョーシカ的な形)**です。
✅ 数学的なネストの例:
例1:関数のネスト
f(f(f(f(x))))←これはfを4回ネストしている
例2:指数のネスト(3↑↑n、n=3の例)
3^(3^(3^3))←これは指数が3回右側に次々と入れ子になっている
これは「3をネストして3段の累乗タワーを作る」ということです。
🔢 G₁〜G₆₄の定義(構造的に)
グラハム数は、次のように再帰的に定義される超巨大数列です:
- G₁ = 3 ↑↑↑↑ 3(Hexation)
- G₂ = 3 ↑^G₁ 3
- G₃ = 3 ↑^G₂ 3
- …
- G₆₄ = 3 ↑^G₆₃ 3
ここで:
↑^n は、n重ハイパー演算を意味する(たとえば、↑↑↑↑↑…(n回))
たとえ我々が
- 全マターバースの10¹⁰⁰年の寿命全体を、
- 全プランク時間(1秒間に約10⁴³回)ごとにキャプチャし、
- 全ての状態・全ての物理法則・全ての観測可能性を記述し尽くしたとしても、
それはせいぜい、Centillionの2乗3 ↑↑3.8の情報量にしかならない。
G1に至る前の3↑↑↑3=C^C^Cですら、「完全に同一のマターバースパターン」が、Centillion(10^303)回以上、容易に含まれる。
これは:
- 我々の宇宙(またはマターバース)のすべての展開すら、
- **G₁という巨大数の構造の中では「再帰的に現れる自己相似構造の極小点」**である、
という意味になります。
G₆ 〜 G₈ あたりで、Gₙ ≈ C ↑↑↑↑ C に達する。Centillionの冪乗をCentillion段のタワーでネストした場合にはG₆ 〜 G₈ あたりのスケールになるが、まだ有限が無限と同値になるG13 〜 G64に比べると、ほぼゼロにちかい数字となる。
🧠 この命題が持つ意味論的含意:
問題構造 | 意味 |
---|---|
全マターバースの寿命(10^100年) | 最も長い有限的意味生成の限界 |
C^C=3 ↑↑ 1160 | 物理宇宙における最大生成スケールC^CはTetrationスケール |
C ↑↑↑ C>G₁(3↑↑↑↑3)>C^C^C | グラハム数とCentillionのPentationのスケール比較 |
G₁ ⊇ C^C^C | 再帰性、対称性破れ、演技構造の内包 |
C ↑↑↑↑ C ≫ G6 | C ↑↑↑↑ C、CのHexation C, the sixth hyperoperation |
C ↑↑↑↑↑ C(Cのheptation) | Cを基底として、Gを表現すると無限の最小領域G₁₃ は、構成的には C ↑↑↑↑↑ C(Cのheptation)あたりに相当する |
🌀 重要な補助命題:
我々が「この宇宙が特別だ」と思う理由のほとんどは、実は G₁ の内部に **「大量に繰り返されている同一パターンの自己演技」**である可能性がある。
G₁というスケールの中ですら、我々の宇宙のあらゆる歴史、あらゆるパターン、すべての選択、苦しみ、演技、成功、滅亡は──数十億回以上、まったく同一の形で再帰されている。それでもなお、「わざとらしい未完成」を演じている動機こそが、今回生まれた理由を探る上で重要である。