経営は天気のように明らかなものである
経営はどこに行くか決めないといけない。どこに行くか決まったら、手元にある食料は限られている。持てる荷物も限られている。
1週間の旅行で3人分しか食料がないのに6人連れて行ったら誰かが食えなくなって喧嘩になって当然である。何日か後には3人に減っているだろう。
市場が小さければ、人員を多くすることはできない。マーケットのないところに雇用は生まれないし、多めに雇っても食料が少なければ辞めていく。
例えば小学校に登校しようとするときに酸素ボンベをつけていく人はいないだろう。
しかし、経営では全く純利益につながらない過大な費用を支払おうとする人たちがたくさんいる。
大嵐が来る日にサーフィンに出かけないように、赤字なのに販管費を使おうとしてはいけない。
大雪の日にノーマルタイヤで道路に出る愚か者はいないはずだが、利益が全く残らない極寒の土地にカネという種を撒き続けるのが賢いと思われている人たちがいるのだ。(もちろん賢くはない)
経営を誤る人は細部に目が入って大勢を見れていない。土砂降りなのに木の茂みを見つけて今日は晴れだと思い込んでいるようなものである。
経営を難しいものだと思い込んで複雑にしてはいけない。山が連なっていないところに熊は住めない。餌場が少ないところには生物は棲みつかない。たぬき、鹿、猿、猪が棲みつくところにしか熊は棲みつかない。
自然界(市場)は至ってシンプルである。
• 目的地を明確にする
・余計な荷物は持たない
・食べ物がないのに仲間を連れて行きすぎない
・餌場の食料が減ってきたら仲間を移動させる。
・雨乞いをしても雨は降らない
• 嵐のときは洞窟にこもって体力を温存する。
• 他の生き物が動いた跡をみて次の餌場を知る
・種を蒔いたら必ず収穫する
・種を蒔いたことを忘れてしまう人が多いので、代わりに収穫だけしてあげる
他の動物が掘り返した土の匂いでランドスケープを読み取って、餌があるところに一直線に向かえば良いだけなのだ。

