起業や経営に興奮を求めると貧しくなる、スプレッド、オペレーティングレバレッジ、スケーラビリティは過冷却空間における多惑星文明必需品において表出する

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起業や経営に興奮を求めると貧しくなる、スプレッド、オペレーティングレバレッジ、スケーラビリティは過冷却空間における多惑星文明必需品において表出する

起業や経営にハラハラ、ドキドキ、リスクテイクやギャンブルのような興奮を求めてはいけない。成功する起業は単なるアービトラージである。技術革新に経済が追いつかない「遅延」により利鞘を得るのみである。仕事に楽しさややりがいを過度に求めるのはあまり意味がないのではないかと思う。能力拡張の喜びはあるだろうが、地球で1番能力が拡張している最大組織を想定した場合、個人の能力の拡張というものはほんの誤差に過ぎず、地球にとってのノイズである。楽しい仕事を求めることに意味はない。興奮する仕事ほど手元に残る利益が少ない。興奮とは、熱、散逸である。利益や富の蓄積とは低い位置ポテンシャルへのエネルギーの停留である。

赤字で増収するのはスリルがあるかもしれない。しかし冷めた心で周囲を観察し、確実な資本を数十年単位で積み上げていくのが勝者である。興奮により熱を散逸するプレイヤーは寿命を消費し、最後にはノイズとして消失する。

仕事に必要なのは「配当」により自由に飲み食いし、好きな時に好きなところに旅行できるという「結果」である。結果に至るプロセスを制限すると学習を阻害する。「興奮」は収益に至る化学反応を遅延させる「摩擦」である。「配当」原資はスプレッドとオペレーティングレバレッジである。

サステナブルなスプレッドがとれ、スケーラブルなオペレーティングレバレッジのインジケータがコントロールできるようになれば、仕事の結果は個人のライフスタイルの格の向上という形で現れる。例えば家のグレードが上がる、ゴールド、ジュエリーが増える。クチュール、ガーメンツが増える、移動が運転手付きのプレミアムバンになるなど。

これが真に「楽しい」なのであるが、楽しさに溺れているとまた「摩擦」が起きる。プレジデンシャルスイートに泊まったとしてもSNSにシェアすることもなく静かに消費して次に進むサイレントラグジュアリーコンシューマーたる必要がある。稼いでいることを公開することは収益とは関わることのない「摩擦熱」を産むだけでその分利益創出のノイズになる。

また、「努力」や「抵抗」にやりがいを感じることは自らの行動を追認したいという自己承認欲求の表れであり、より強い法により対消滅すべき弱い動機である。

個人消費にいたるまでの途中経過の売上を作る、利益を作るというところに「楽しさ」「やりがい」「居場所」などのマイルストーンを置いてしまうと本末転倒になりがちである。

仕事は情報処理が流れていくだけなので、データを保持したりプロセッシングすることに時間やコストを使うべきではなく、ただ単に黙々と機械的に処理し、インプットとアウトプットを繰り返すべきであり、「途中経過」を楽しむことは処理の遅延を意味する。データストレージとプロセッサというブラックボックスはなるべく意識を向けるべきではなく、学習効果とスコープを最大化するためにも、やりたい仕事、やりたくない仕事という評価基準は不要であり、スプレッド、オペレーティングレバレッジ、スケーラビリティを主眼とすべきである。つまり、空間幾何構造的なエネルギー勾配の観測者になるということであり、あらゆる惑星で成り立つ多惑星文明に必要な財やサービスにフォーカスすべきで、地球ローカルな仕事でスプレッドは取れようがない。

なぜなら地球は温かく、熱があるので、過冷却状態でないと位置ポテンシャルの停留は発見できないからである。

つまり、起業家は本質的に「表現者」やエンターテイナーではない。起業家とは「宇宙の熱力学法則に従って当然収束するエネルギー(資本)が効率的に停留するポテンシャル場を計算し、その場所に自らの位置を移動するオートノマスな自己最適化計算資源を携えた空間幾何構造の観測者」として定義すべきである。最も優秀な観測者であることを証明するために個人的な富の最適享受者である必要がある。

地球以外の惑星においても、自らが求める資源を効率よく手元に呼び寄せる一連の手法は地球上と同様であろう。真の起業家は結界を張り、魔法陣を描いて、式神を召喚し、空間を使役しながら、欲しいものを寝ながらにして取り出す錬金術師である。

16世紀の練金術はすでに完成しており、構造化された一連の因果律への介入法則を身につけることができれば、系の設計の完成度に応じて、物理的な自然法が結果を運んでくることとなる。

あらゆる法則はベルトコンベヤのような逐次実行型ではなく、NTMマシンに見られるような多変量、多格子型決定論である。コードの組み合わせ(因果律の連鎖フィルター)が正しければ、水道水のカルキが活性炭で抜けてミネラルだけ残るよう、重力が物を下に落とすのと同様に、利益は「落ちてくる」ということになる。

やってみて、失敗して学ぶ時代はもう終わった。「物理には一回失敗してみよう」が通用しない実験がたくさんある。わざわざビルから飛び降りてどうなるか試してみなくても、どうなったかを調べればよいし、モデルを組み立てて安全な範囲で実験するしかない。命は一回しかないし、寿命は最大で120年しかない。

全く損失を出すことなく、頭の中のモデルを運用してブラッシュアップし、太陽系規模の他人の失敗を無料で学習して、最短、最安値で構築したモデルをたずさえ、巨額の富を積み上げる時代が始まっているのだ。