OneFlick™|ワンフリック工事報告

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OneFlick™(ワンフリック)

OneFlickは工事現場の作業負荷を減らし、職人は職人芸を磨き、管理業務は自動化するというIT時代の建設業のDX計画を推進しています。

子会社での業務課題の経験

Tanaakkでは10年前より建設業のコンサルティングを始め、2017年に子会社Tanaakkファシリティーズ株式会社を創業しています。建設業の現場ではメディアやDX展示会に取り沙汰されているほど実態としてはICT活用が進んでいません。この課題に取り組むのがOneFlickプロジェクトです。

OneFlickの由来

OneFlickはフリック(指をパチンと弾く)一つで仕事が完了するという意味を持っています。写真を撮って、タイトルをつけて、データを送るという一見簡単でスムーズに見えるような作業も建設現場に行くと担当者の業務負担や地下室など通信の問題、格安SIMなど通信や端末の問題でデータの受け渡しすらままならないことも多々あります。

商用施工管理アプリの課題

OneFlickは30坪未満の工事を担当するようなアパート、マンション、駐車場、など件数の多い業務領域では建設作業員の負荷が大きい。建設現場では建設現場の作業員が写真や黒板での工事進捗報告書をエクセルで作成している。現場作業をしている人が報告書作成や見積書、請求書作成までしていることもあり、業務が分解できておらず、人手不足という一言で片付けられてしまっている。

大手ゼネコンの状況

大手ゼネコンでも建設現場でのDXはまだ確固たるシェアの施工管理アプリケーションが出てきていない。中小建設会社に目線を落としてみると、運用やメンテナンスが難しい大手向けのアプリケーションは全くといっていいほど普及しておらず、ゼネコン現場担当者や情報システム部門にインタビューすると、需要は高いがどこも対応できていないという確固たるニーズが存在する。

競合システムの構造的参入障壁

大手ベンダーはIT投資予算の少ない小規模建設業には大型の投資をしないため現場ではDXが実現できていない。小規模事業者のための施工管理アプリを実現するためには少ない予算でプロダクトを開発し、利益を教授できる仕組みが必要であり、その点Tanaakkグループは開発部隊、施工部隊、業務管理部隊をグループ内に抱えているため他社よりも開発が容易である。