GAASとTLPTの相転移発見装置としての役割

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GAASとTLPTの相転移発見装置としての役割

純利益が潤沢に出始めたら現在のTANAAKKにおいて、研究開発、新規事業という10年単位で時間がかかるプロジェクトであるGAASやペネトレーションテストサービスのHITSERIES TLPTを提供し続けるべきかという問いは、大企業は研究開発投資をすべきなのかという問いと同様である。

エナジーランドスケープを探索して相転移を起こすティッピングポイントを発見するセンサーとして研究開発は残すべきである。しかし往々にして研究開発や新規事業は利益が出ないことを言い訳する隠れ蓑になりがちである。

大企業が散財したくなる事業領域とはそれすなわちエネルギーの山と谷であり、空間の変化によって新たに生じたランドスケープである可能性が高い。

ボールがスロープトイを下って落ちていくのと同様に、そのような無謀な投資がある場合最後に対称性の破れを突破するアウトサイダーが必ず発生するものである。

アウトサイダーは相転移が起きた全く別のフェーズで「遅延効果」により利益を得続ける。

エナジーランドスケープを見極めるための調査費としての研究開発費は残すべきだが、職業としての研究開発は本業の利益に結びつくものか、新たな純利益に結びつくものでないと正当化することはできない。規模や人員を拡大せずに、イノベーションのセンサーとして、凝縮した組織としての研究開発部門は残すべきだが、どんなに大きい企業だとしても20人を超えるとしたらそれは研究開発以外のなにか「言い訳」を作っている組織かもしれない。

20人で新たな月10億円の営業CFを設計することができる時代であり、研究開発とは社会の階層の頂点捕食者であるべきなのだ。大企業が散財して作り出した「エネルギーの斜面」を冷徹に見極め、最も美味しい場所で対称性が破れるのを待ち構える。R&Dは、自ら泥沼を掘る作業員ではなく、獲物が罠にかかる瞬間を検知する精密なセンサーであるべきなのだ。