タスマニアデビル
タスマニアデビルはタスマニアに住む有袋類フクロネコ科の動物である。タスマニアデビルは死体食の哺乳類である。興味深い点は死体食(スカベンジャー)にも関わらず、感染症にそこまで強いわけではない。また群れで行動するのだが死体を食べるのに仲間同士で争って噛みつき合う。しばらくすると大人しく食べるようになるようだ。
噛みつき合うことにより感染症が広がり群れで死んでいくため絶滅危惧種になっている。
思うにこの動物は人間のビジネスとよく似ている。多重下請構造や官公庁の入札などこの構造によく似ている。経済的な需給で成り立っていない金銭のやり取り、つまり死体のような獲物を同じ種族で取り合うのだ。お互いに戦いあってそのうち病気や遺伝子異常で死んでいく。
生きた獲物を取るか、衛生的に食べれるように切り分けたり調理する必要があるのだ。